我が家には、8年目くらいの縦型洗濯機があります。製造年は2013年でした。
2週間前くらいだったのですが、突如、自動計量機能(※)がおかしくなりました。
どれだけたくさん洗濯物を入れても、洗濯水量が26Lと表示されるのです。
※洗濯物の量を判定して、洗濯水量・洗剤量をお知らせしてくれる機能
これは何かおかしいと様子を見ながら、ある日の洗濯終了後、いつもどおり、くずとりネットのごみを取り出そうとしたところ、ごみが一切入っていませんでした。
これは洗濯槽が回っていないのでは?(空回り?)と推測すると、次のような理屈が成り立つと思い込みました。
↓洗濯槽が回らない(空回り?)↓
①自動計量機能が働く時に洗濯槽を回して判定→回らない為、最低水量に
②洗濯時の水が循環しない為、くずとりネットにごみが流される通常の水流に乗らない
※後日、修理前の洗濯機に張り付いていたところ、洗濯槽が回っているような様子を確認できました。
インターネットで調べてみると、パルセーター(洗濯槽の底にある回転する部品)の中心部が摩耗すると、正常に動作しない場合があるようです。
これは、パルセーターが原因だと思い込んだために、あらゆる現象に納得がいきはじめます。プラシーボ効果しょうか。
さらに調べていくと、パルセーターは自分で交換できることが分かり、洗濯機の買い替えを先延ばしにできそうだと喜びが増します。急いで、通販で注文します。約3,000円でした。
注文画面では、約2週間後の発送と書かれていたため、少しがっくりしていましたが、翌日購入店からメールが届き、本日発送しましたとのこと。慌てて、作業のイメージトレーニングを開始します。
YouTubeに関連動画がいっぱいアップされていて、非常に便利な世の中ですね。『3番』と太いプラスドライバーが必要とのことでしたが、家に3段階の汎用型のプラスドライバーがあったので、事足りると判断しました。
パルセーターが届いたので、早速作業開始。自宅にある汎用型ドライバーが0,1,2番の3段階と判明。ねじ山を潰すギリギリまで粘りましたが、ネジが緩むことなく・・・。この日の交換作業は諦め、翌日3番ドライバーを購入後、再チャレンジすることにしました。
3番ドライバーを購入しました。約1,000円でした。帰宅後、作業に取り掛かります。
なるほど、ネジへのフィット感が増しました。これは期待できると思いました。
が、状況は変わらず・・・・
再び、インターネット検索をします。どうやら、錆などで固着する場合があるそうです。
自宅にあったクレ556をさしてみます。しかし、うまくいきません。
再び、インターネット検索をすると、70℃程度のお湯にしばらく漬けておくといいよう。
早速お湯を沸かし、洗濯機へ。されど、入れても入れてもお湯がたまらない・・・結局10L程度入れて漬かるくらいの水位になりました。
しばらくってどれくらいだろうと思いつつ、しばらく待つことにしました。30分程度経ったころに再びチャレンジします。
が、状況変わらず・・・。もう諦めようか、そんな思いがよぎり始めてきました。
最後の悪あがきを思いつきました。
ネジを締める方向に回したり、緩める方向に回したりしてみよう。
すると・・・・
ようやく、外れました!!嬉しさ半面、内部の汚れが・・・(写真は載せません。)
ついでなので、キッチンハイターを入れて、洗濯機を動かします。
洗濯機の洗浄完了後、パルセーターの取り付け作業を開始します。
が、パルセーターが奥までハマらない・・・・
ワッシャーが奥まで入っていないせいかと力ずくで押し込もうとしますが、押し込めません。
困った。でも最早、後には引けない・・・とパルセーターの中心部をよくよく見てみると、わずかですが、縦に溝があることに気付きました。
この溝と洗濯槽の中心軸の溝を極力合わせるように、パルセーターを押し込むと、ようやく、奥まで押し込めました!!
中心部のネジをしっかり締めて、作業完了です。
翌朝、洗濯をした際に、自動計量が正常に動作することを確認し、ほっと一安心。
また一つ知見が増えました。
この記事のまとめ
- ある日突然、洗濯機の自動計量機能が正常に動作しなくなった
- 加えて、くずとりネットにゴミがたまらなくなった
- インターネットで調べた結果、自分で修理可能、かつ、パルセーターが原因だと判断
- 対応するパルセーターと3番のプラスドライバーを購入
- ネジが固着して動かないときに試したことは次の2つ
- パルセーターによっては、洗濯槽の中心軸にはめる位置(溝に合わせるなど)がある場合あり
- パルセーター交換後、ネジがしっかりと締まっていることを確認しましょう。
- 買い替えの必要があるケースもあるため、その時には諦めて買い替えましょう。
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